琉球モダンプロダクトデザイン02

Coda

2010年08月10日 14:45

沖縄LOVElogがひと目でわかるダイジェスト、こちらをご覧ください。



沖縄LOVElogをご覧のみなさん、こんにちは。
昨日は、台風による大雨と強風。
皆さんの自宅周辺には、大きな被害はなかったでしょうか?
台風と聞くと、大雨による被害を思い浮かべがちですが、
台風は海中の水をかき回し、それによってミネラルが程よく循環し
さらにその海水が雨となって降り注ぐ。
そして土中のミネラル分の調和を保つという、
大きな役目を果たしていると聞いたことがあります。
そのため、島の野菜は栄養分を多く含む。
古来から沖縄は、海に囲まれた特性上
地域の産物をその地域で頂く、いわゆる地産地消を
当たり前のこととして行ってきましたが、
台風によるミネラル分の調和が、沖縄長寿とも言える
私たちの健康と深く関わりを持っているようです。

「地域にはその地域の特性と魅力がある」
それを最大限に引き出し、その魅力をその他地域の方々に伝える。
これは現在さまざまな地域で取り組んでいる地域活性化や
プロジェクトの指針として掲げられています。

私たちPLANNING OFFICE Codaでは、
音楽という沖縄が誇る素晴らしい魅力を切り口に、
世界が沖縄の音楽に注目し、そして音楽産業がさらに活性化する術を
調査・分析し、ビジネスモデルを構築するプロジェクトに取り組んでいます。
それが「琉球モダンプロダクトデザイン」。
音楽×アート、音楽×ファッション、音楽×エンターテイメント…
音楽産業だけではなく、さまざまな分野とのコラボレーションを図ることで、
音楽の新しい可能性を追求しています。


今年の2月、Coda編集長とpayakoが向かったロンドン・パリ。
これも沖縄の音楽がどの程度世界に受け入れられるのか、
特に欧米の方々は、沖縄の何に興味を持っているのか、
そして、沖縄の音楽をプロモーションするのに、
最適なマーケットになりうるのか…などを調査するためでした。
※ロンドン・パリの渡航内容についてはこちら

両国の沖縄県人会や沖縄三線会の協力を得て、
私たちは、素晴らしい方々とのネットワークを構築することができました。


例えば沖縄音楽を世界に紹介している
音楽プロデューサー、ポール・フィッシャー氏。


そして、ハイエンドな方々をターゲットにした
日本アカデミックツアーを行なうほか、
日本が誇る伝統工芸家の海外公演をマネジメントしている小川美穂子氏。


また、多くの芸術科やアーティストをバックアップしている
大和ファウンデーションとの繋がり。


加え、在英国日本国大使館をはじめジャパン・ソサエティーや日仏会館など、
日本とイギリスやフランス間の交流を目的とした重要な機関などとの
ネットワークも作ってきました。



Photo by Paolo Messina

また、ロンドンでは「おきなわデイ」という
沖縄を紹介する7,500人規模のイベントが開催されています。
※今年の「おきなわデイ」に関するレポートはこちら
エイサーや三線など、沖縄の魅力をショウケースでプロモーションする場は
とても伝わりやすく、効果的なプロモーション。
PLANNNING OFFICE Codaは、こうしたイベントへの仕掛けを後援、
また参加することで沖縄音楽の魅力を多くの人に伝えられると思っています。

とはいえ、私たちが目指すのは、音楽単体だけの紹介だけではなく、
音楽×アートや音楽×伝統工芸、音楽×ファッションなど
さまざまなプロダクトとの融合を通して、
沖縄音楽の魅力が詰まった新商品を開発し、新たな販売ルートを設けていくこと。
具体的な商品がなければ、一歩先に進むことはできません。
もちろん、PLANNING OFFICE Codaでは、ひとつのモデルケースを開発し
プロモーション・販売ルートの開拓、そして産業化を目指します。

次回の琉球モダンプロダクトデザインでは、
モデルケースの全貌をご紹介致します。
お楽しみに。

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