琉球モダンプロダクトデザイン01

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琉球モダンプロダクトデザイン01

沖縄LOVElogをご覧のみなさん、こんにちは。
週末のひととき、いかがお過ごしでしょうか?

さて、今回お届けするのは、7月15日に開催された
「琉球モダンプロダクトデザイン発表会」についての詳細を
レポートしたいと思っています。
ご参加頂けなかった方々のために、
希望者には当日会場で配布した資料を
メールにて送付させて頂いておりますが
このプロジェクトを発足するにあたり、
私たちの取組みを、皆さんにきちんとお伝えしたいと思っています。
これからは、週1度のペースで
琉球モダンプロダクトデザインについてお届けします。 
それでは第一弾をお届けします!!

「琉球モダンプロダクトデザインとは?」

私たちの住む沖縄は、独特な歴史的背景を持ち
独自の音楽文化を発展させてきました。
琉球王朝時代から支えられてきた三線音楽は
中国からの使者を迎える宴の席などで演奏され
琉球舞踊や組踊と結び付き発展しました。
そして、今もなおその伝承は続いています。

琉球モダンプロダクトデザイン01
また、三線楽器が庶民の間にひろまり、
海人や農夫の間で生活の楽しみとしての島唄が誕生しました。
登川誠仁、嘉手苅林晶、照屋林助、知名定男など
三線の名手であり、伝説の唄者やエンターテイナーが
沖縄島唄の魅力を大勢の人たちに伝えました。

その後、沖縄では時代背景の流れと共に、
独自の音楽シーンを生み出します。

琉球モダンプロダクトデザイン01
紫、コンディション・グリーンに代表される
米軍在留とともに発展した「オキナワン・ロック」。

琉球モダンプロダクトデザイン01
りんけんバンドやネーネーズ、しゃかりなど
伝統音楽とポップを融合させた新しい「オキナワン・ポップス」。

琉球モダンプロダクトデザイン01
ジョニー宜野湾やBEGIN、ローリークックなど
根強いファンを持つ「僕らの島唄ブルース」。

琉球モダンプロダクトデザイン01
沖縄音楽とラテンミュージックの融合を図る
ディアマンテスやカチンバ1551。

琉球モダンプロダクトデザイン01
また、MONGOL 800やHY、ORANGE RANGEを生み出した
「ストリート・ロック」。

琉球モダンプロダクトデザイン01
そのほか、「琉球ディスコ」や「琉球アンダーグラウンド」は、
テクノを取り入れた新しいスタイルの沖縄音楽を生み出しました。

加え、沖縄からはたくさんのミュージシャンたちが
全国の音楽シーンへ飛び立ち、沖縄=音楽の島というイメージも
全国的に定着してきました。

そんなさまざまな沖縄音楽の歴史の中、
また音楽そのものの変化だけでなく、
音楽を楽しむ私たちのスタイルも変化してきました。
昔は海辺や自宅を中心に三線を楽しんでいたものが
CDの普及と共に、多くの人が三線の名手の音楽を
好きな時間に聞き、楽しむことが出来るようになったほか、
携帯やPCの普及とともに、配信型の音楽など
私たちと音楽の関わり方は時代のながれ、
そして生活スタイルの変化とともに多様化しています。

「琉球モダンプロダクトデザイン」は
沖縄で愛され続けてきた音楽を中心に、
伝統芸術、アート、ファッションなど
さまざまな産業や企業とのコラボレーションを通して、
新しい音楽スタイルを築いていこうというプロジェクトです。

琉球モダンプロダクトデザイン01
「琉球モダンプロダクトデザイン」では
「暮らしを豊かにする琉球美」をコンセプトに
沖縄が受け継いできた魅力ある伝統芸能・音楽・芸術などに
新しい感性をプラスすることで、
多様化するニーズに応えることのできる
魅力ある商品開発を行ないます。

また、今年度は「琉球モダンプロダクトデザイン」
モデルケースを開発します。
さらに、商品開発を行うだけにとどまらず
沖縄音楽の背景にある沖縄文化の魅力を伝えるために
リーフレットの制作、ライブイベントやワークショップなど
ショウケースでのプロモーションなどを通して
体感型のプロモーションを行い
その結果を商品開発に反映させます。

次回の「琉球モダンプロダクトデザイン」レポートでは
具体的にどのようなモデルケースを開発し、
どのようにプロモーションしていくのかをご紹介します。
お楽しみに。

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