沖縄LOVElogがひと目でわかるダイジェスト、
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こんにちわー!! まっつーです。
そろそろ今年も終わりますが、皆様いかがお過しでしょうか?
今年やり残したことはありませんか?
私は先日、命の大切さ・尊さに改めて気づかされる
イベントへ足を運びました。
それは「悔いのない生き方に気づく24の物語」の発売を記念した
著者・中山和義さんと、介護の現場で働いた経験を持つ
宮古島出身の歌手、砂川恵理歌さんによるトーク & ミニライブ。
12月20日(日)に、ジュンク堂那覇店で行われました。
「悔いのない生き方に気づく24の物語」は、
中山さんが各地の終末医療施設で、たくさんの生と死を見つめる
看護師さん達から話を聞き、まとめた24の実話がもとになっています。
この本の中には、砂川恵理歌さんが歌う「一粒の種」の実話も
含まれています。
「一粒の種」のエピソードは…
ある末期のガン患者さんが最後のステージを迎える前に、
「死にたくない。小さな種でいいから生きていたい」
という言葉を看護師に残し、
その意思を受け継いだ看護師さんが、ひとつのポエムとしたもの。
その詩に感銘を受けた下地勇さんが歌にし、
砂川恵理歌さんに託したそうです。
人生の最期に、人は何を伝えたいのか?
人生の最期に、人はいったい何を悔やむのか?
幸せに生きるために大切なことは、いったい何なのか?
それが、この本書のテーマですが、
私も自分自身の人生や家族の人生について、
本当に多くの事を考えさせられる一日となりました。
イベント当日、会場は沢山の人が集まり
中山和義さんのトークからスタートしました。
トークの中で中山さんは、
「当たり前に過している毎日は、本当は当たり前ではなく、
日々、一日一日生かされていることに感謝の気持ちを
忘れなで欲しい。」
と、感慨深い話しをして下さいました。
トークの後は、砂川恵理歌さんによる「一粒の種」のミニライブ。
この曲を聴いた砂川さんは「ぜひ私に歌わせてほしい。」と
心の底から思ったそうです。
その歌詞と共に伝わってくる思いや感情に、
ただただ涙が溢れてきました。
会場に集まったお客さんも、ハンカチ片手に涙を流していました。
詩そして音楽の力って、本当に偉大だと痛感しました。
イベントのフィナーレはサイン会。
大勢の人々が、中山さんと砂川さんのサインと握手を求め、
列をつくり並んでいました。
中山和義さんの想いと、
亡くなった患者さんの想い、死に向き合う看護師さん、
また、この想いを沢山の人に伝えていこうと音楽に綴った
下地勇さんと砂川恵理歌さん。
この大切な想いが本当に沢山の人に届くと良いな。
そして、改めて生きる事の喜びを、
本と歌を通して多くの人に感じて頂けたらと思います。
悔いのない生き方に気づく 24の物語
発行:フォレスト出版
販売価格:1,050円
【砂川恵理歌/一粒の種】
ARTIST:砂川恵理歌
CD TITLE:「一粒の種」
RELEASE:09年2月18日
PRICE:1,000円(tax in)
CODE:YRCN-90057