jujumo『森、つなぐ、風。』

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jujumo『森、つなぐ、風。』

jujumoは、沖縄出身のボーカルえりなと
ギター&サウンドクリエター巻く音のふたりのユニット。
jujumoとは、沖縄に実在する小さな聖地“数珠森”が名前の由来。
脈打つ大地の息吹を感じる曲から、
都会の路地裏の猫の歌まで、
羽ばたくように自由な音楽達。
Gt.巻く音の紡ぐ音とともに風に乗るその声は、現実と幻想の狭間へ誘う。

そのjujumoがミニアルバム『森、つなぐ、風。』をリリースした。

jujumoの今作は、感性と知性をフル活用して聴きたいミニアルバム。

1.リリィ
今朝のトピックでも書いたけど、
夜明けのドラマティックな景色とシンクロする。
「繰り返しのようで 同じ事は何ひとつない 朝はやってくる」
エレピの単音で始まるサウンドをバックにエリナの朗読ではじまる
この楽曲。まさにつなぐ、つながる(輪廻)楽曲。

2.ゆりかご
機械的なノイズ音からスタート。
そのノイズ音がリズムに変化する。
1拍を1/4に感じたり、1/2に感じたり、1に感じたり。
84年リリースしたアート・オブ・ノイズの
『ho's Afraid of the Art of Noise?』を彷彿させる。

余談ですが、トレヴァー・ホーンがサウンドプロデュースした
イエスの「ロンリーハート」のオケヒットは衝撃的だった。
アナログシンセでオケヒットの音色つくったっけ。

3.暮葉月
イントロは三線の音が優しく響く。
ボーカル録りにも繊細だ。
エリナのささやくような歌声、息づかい、声帯の振動が聴こえてくる。
アンビエントなボーカルって初めて感じたかも。
巻く音のギターも
ディレイ、リバーブが効果的
4〜6弦の響きがたまらなくいい。
沖縄の暮れ行く8月を体感できる。
4.パレイド
ガットギター、アコーディオンの音色もここちいい。
jujumoの歌劇、シャンソンスタイルな
ストーリーを感じる曲。

5.葉を伝う
3曲目の暮葉月のボーカル録りの時にも感じた
空気の振動。
バイオリンの音色にも活かされている。
暮れ行く夕日、一番星を勝手にイメージした。
1曲目の夜明けから夕暮れと
木々の呼吸、風のささやき、そしてつながり
を感じるミニアルバムだ。

jujumoのサイトで試聴できます。
こちらをクリックしてください。

jujumo『森、つなぐ、風。』
【本日09 0725のBGM】
ARTIST:jujumo
CD TYTLE:『森、つなぐ、風。』
PRICE:1,200円(tax in)
CORD:TDF-002
Coda Short Comment:木々の呼吸、風のささやき、そしてつながり
を感じるミニアルバム。感性と知性をフル活用して聴きたい。

jujumo 1st CD 『輪音』「あるところから」PV


かなりおすすめです。動画もチェックしてくださいね。



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